KOROMOデデデによるゴルドーのおすそわけ

KOROMOデデデがスマ知識、デデ知識、スマブラ考察、ふと思ったことを
気分で書くだけのブログです。

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第112回タミスマベスト8
第22回タミスマSP外伝ベスト8
篝火6 129位
WINNER -NEXT GEN- 33位

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2020年06月

どうも、初めましての人は初めまして。
青デデデ使いのKOROMO(コロモ)と申します。

今回はタイトルの通り、デデデの崖について解説記事を書いていきます。
スマブラの記事を書くのは初めてなので温かい心で見ていただけるとありがたいです。

構成としてはまず、今回の記事を書こうと
考えた背景や自己紹介から始まりますが
「お前のことは良いから、もうデデデの崖に苦しめられて眠れないんだ!」
って人は本章の前置きは飛ばして読んでいただければと思います。
このページの下に本稿の構成があるので飛べます。

さて、結論から申し上げますと崖は
読みあいなのでデデデ相手に100%安全な崖の上がり方はありません。
あったらさすがに弱すぎます。

ただし、この記事を読んでいただければ
「なんとなく○○が通る気がするのに通らない」といったことや「そんなこと知らなかった」「何すれば良いかわからない」という
あいまいな感想や不満を持ち続けなくて済むことはお約束いたします。
※当然ですが、デデデ使いの中でも考え方は異なるでしょうから、私自身の崖に対する考え方であることはご理解ください。
それでは長文とはなりますが、ご高覧ください。


【前置き① 自己紹介】
スマブラSP発売開始から青デデデ単です。
旧作をかじってはいましたが、大学の友人等以外と対戦するのは今作が初めてなので所謂、新規勢です。

タイトルにもあるように実績としては
タミスマベスト8が最高です。

画像

最近だとスマメイトの10.5期では
デデデ使いで2位だったりするので
オンをメインに、オフでもそれなりには
デデデを動かせるレベルではあると思います。

この記事について、ちょろっとデデデを使って安直に書いている訳ではないってことを理解してもらえると嬉しいです。


【前置き② 記事の背景】
この記事を書こうとした背景は二つです。
①オフ対戦に行った時に、相当な頻度で
デデデの崖について質問を受けるので
「記事を見てね」で済まし、
もっと違うことを話したくなった。
②自宅の回線が2か月間使えない諸事情と
昨今の時節柄、オフがなくなったことが
重なり、ただただヒマだった。


内容としては、初心者からVIPに入ったくらいの層をターゲットにするつもりでしたが、
オフ対戦でデデデ使いが余りにもいない(減っている)ことで「オフしかやらない結構強い人」からも質問されることがあるので、
その層にも一部活用いただけることを期待しています。

また、デデデの崖解説は秘密にして記事にしないことも考えましたが、
・どうせいつかみんな対策する
・デデデを使い始めた人にも役立ててほしい
という二点から記事を公開することにしました。 無料で。
いろいろと言い訳をしましたが、一番の理由はヒマだったからです。

それでは、本編をどうぞ。
構成は下記の通りです。


ゴルドーなげちゃう


さて、本題の解説に入ります。
※ゴルドー投げの種類(シフト等)に
ついては、全一の方が解説済なので
割愛いたします。
(youtubeで「デデデ ゴルドー」で検索してください)

デデデと対戦をすると、ほとんどの使い手は
崖上でゴルドーを上シフトで投げてくると思います。
よく見る光景です。
しかし、そもそも、なぜデデデは崖上で
ゴルドーを投げるのでしょうか。

理由は三つです。
①崖につかまらず上から復帰or地上への着地を防ぐため
②崖につかまった後にジャンプ上がりを防ぐため
③崖つかまりの無敵を無くさせる時間をかせぐため


①崖につかまらず上から復帰or地上への着地を防ぐため
デデデやパックンフラワーのように、崖の制圧力が高いキャラに対して「崖をつかまない」という対策は一つの有効策です。地上にそのまま着地する方法です。

ただし、デデデのゴルドーは、当たってしまうと崖外に飛ばされることに加え、デデデが近距離にいる間合いでガードをしてしまうと、掴みが確定するため崖展開が継続されます。

そこでデデデは崖上にゴルドーを設置することで、自らの長所である崖展開を継続する可能性を高めます。

デデデが崖上でゴルドーを投げる理由の一つは「自分の強みである崖展開を継続するため」となります。
※なお、上位勢のデデデ使いになればなるほど、崖上からの着地・復帰に対してはデデデ自身の空前や多段ジャンプを使って牽制し、相手キャラが下から復帰せざるを得ない展開になったことを確認した上で、ゴルドーを投げて崖上がりを咎める展開を作ります。
どちらにせよ、ゴルドーはデデデの得意な崖展開を作るために用いられます。


②崖につかまった後のジャンプ上がりを防ぐため
ゴルドーの軌道は崖につかまっているキャラをめがけてバウンドしながら向かっていきます。(本記事では2種類の投げ方・軌道を後述します)

そのため、崖つかまりからジャンプ上がりをしてしまうとゴルドーに当たり崖外に飛ばされ、もう一度崖展開となります。

また、ゴルドーに当たってしまうとヒットストップが発生するためデデデの狙いによってはジャンプ上がり→ゴルドーのヒットストップ→デデデ自身の攻撃という展開となり、簡単にストックが溶けてしまいます。

デデデが崖上でゴルドーを投げる理由の二つ目は「本来リスクの少ないはずのジャンプ上がりを抑制し、相手の崖上がりの選択肢を減らすため」となります。


③崖つかまりの無敵を無くさせる時間をかせぐため
さて、デデデが崖でゴルドーを投げる理由について二点あげましたが私が最も重要と考えているのはこの三点目です。

ご存じの通り、スマブラSPにおいて崖をつかまりっぱなしにすると無敵が切れます。

キャラのつかまり姿勢等によって少々異なりますが、デデデの攻撃で崖つかまり状態(崖を掴む瞬間を含む)のキャラに当たる地上技は下記の通りです。
-横スマッシュ
-下スマッシュ
-横強
-下強
-DA
-ジェットハンマー(下B)

そう、とても多いんです。
特にジェットハンマーとDAはヒットする範囲も広く、吹っ飛ばしはピカイチな上に、無敵の消えた掴まりっぱなしのキャラ全てに当たります。

そのため、崖につかまりっぱなしという選択肢は非常にリスクが高いため、崖を上がらざるを得ません。
また、一回での崖上がりを拒否し二回目の崖掴みを選択すると、掴まり状態に無敵が無いため、リスクが跳ね上がります。

極端なお話、崖離し行動をミスると
最悪、こうなります




上記を纏めると、
-崖上にゴルドーがある状態でのジャンプ上がりは、ゴルドーが当たる
-崖につかまりっぱなしを維持することは大きなリスクがある
-崖を離してもう一度掴むことは無敵が無いため、リスクが跳ね上がる
となります。

そのため、多くのプレイヤーが消去法で
「ゴルドーが消えるタイミング付近で、その場上がりor回避上がり」
選択することになります。
崖につかまっている状態から、無敵状態を切らさずに上がろうとした場合はこの二択になります。

これはデデデ側からすると
・一定のタイミングで
・相手がその場上がりor
 回避上がりをしてくれること
を意味するため、崖上がりを狩る難易度が爆発的に下がります。

以上のように、デデデが崖上でゴルドーを投げる理由の三つ目は
「崖つかまりの無敵時間を消費させ、相手が崖上がりをするタイミングを一定に絞ることで崖狩りの難易度を大きく下げるため」です。


Ⅱ.ゴルドーの巻き方 -王道の二種類-

二種類の王道


前項にて、デデデが崖上にゴルドーを設置する理由について説明いたしました。

本項では崖を掴む相手キャラに対してデデデがどのようにゴルドーを投げているのか、
代表的なものを2種類説明します。

①地上上シフト→3バウンド目で相手にヒット


最も良く採用される投げ方です。
崖から一定の距離を取り、ゴルドーを
地上上シフトで投げることで相手の崖上がりに制限をかけます。
3バウンド目が相手に当たる位置が理想です。


②ジャンプ→空中上シフト→2バウンド目で相手にヒット



こちらの形式は、相手の崖つかまりが想定よりも早かった時や相手の崖無敵が早く切れるタイミングに採用します。
パターン①の置き方よりも崖端から距離が足りないため回避上がりを抑制することは
難しいですが、相手の崖上がりに制限をかけるには十分です。

デデデへの復帰阻止に相手キャラが失敗し、デデデが先に崖をつかんだケースで
ジャンプ上がりから実施されるケースも多く見かけます。


パターン②についてはゴルドーを、投げた後隙に回避上がり→お仕置きの展開になりやすいため、デデデ側は注意が必要なので無理にこちらを採用する必要はありません。
あくまでパターン①がメインです。

その他にも、「デデデが崖に詰められていない時はゴルドー下シフトで牽制する」「相手のその場、ジャンプ上がりに合わせて横シフトで直当てを狙う」「あえて崖から距離のある位置にゴルドーを置きジャンプ上がりを誘う」等のテクニックはありますが、使いどころの判断が難しく応用技術となるため、本記事では割愛いたします。

Ⅲ.なぜデデデは崖上がりが好きなのか -崖上で感じさせる圧の理由-

崖のあつ

本項では、相手の行動に制限をかけた後に
デデデ自身はどのように崖上がりを狩っているのか技の種類ごとに解説します。
※恐らく中級者の方は最も読み飛ばしていただいて良い部分です。

①横強
20200619_横強

デデデの崖狩りにおいて、最も重要な技と言えます。
発生12Fと技の発生そのものは早くありませんが、持続が12F(正確には10Fの連続判定の後に、1F空けて最終段が1F)あるため、崖上がりのタイミングがわかっていれば簡単に当てられます。
また、この技最大の魅力はリーチです。

キャラによりますが位置、タイミングの調整で
-攻撃上がり
-その場上がり
-回避上がり
-ジャンプ上がり
-掴まりっぱなし
に当たります。強いですね。

デデデの崖狩りにおいて、安定を取るメイン択になる技です。


②掴み
20200619_がけつかみ

デデデの掴み判定は非常に優秀です。
投げバーストはありませんが、
掴み判定が優秀であることを活かし、
崖展開の継続を狙います。

ただでさえ崖上にゴルドーがあるとガードを固めたくなる状況で、上述の通り、ゴルドーがガードに当たるとヒットストップで掴みが
確定するため、崖展開での読みあいにおいて大きなアドバンテージとなります。
ゴルドーが地上にある状態で、相手キャラが崖を上がった際、デデデは積極的に投げを狙います。


③DA
20200619_DA

崖際での読みあいで重要なことは相手をビビらせることです。
相手をビビらせることにおいて最も長けている技はこのダッシュ攻撃です。

発生26フレームと呆れ笑いが出てしまうほど
発生が遅いです。
ただし、持続が
本当て(最大)26-27
本当て(通常)28-35
カス当て36-41
と16Fあります。

この技の最大の長所は、崖に掴まりっぱなし状態の相手に当たります。
そして吹っ飛びがとんでもないです。
バースト%は下記の通りです。
ピチュー:39%
マリオ:54%
クッパ:68%
※トレモ OPあり初回当て 内側ベク変 終点で検証

はっきり言って破格です。
主に、崖につかまる2Fに頭が出てしまうキャラへワンチャンを狙って当てる技ですが、崖の無敵が切れているキャラにも狙っていきたい技です。

通常の状態であれば、発生26フレームの技なんて当たりません。
スマブラはスマッシュ技をほとんど振らないゲームです。

ただし、復帰直後に崖上のゴルドーに意識を割きながら
掴まりの無敵が切れるタイミングを適切に把握することは
容易なものではありません。

「ゴルドーが消えるタイミングで上がろうと
一度判断した相手がギリギリ反応できない時間」
それがデデデのDA(26F)の時間に
近いのではないのでしょうか。

なお、適切なタイミングで崖を登った相手や、
崖での無敵が切れていない相手に
DAを打ってしまうととんでもない
お仕置きをもらう可能性大です。
デデデ側にリスクがあることを承知の上、
ここぞという場面で気合を入れながら
滑り込みましょう。
ヘットスライディングは某野球ゲームでも
ケガのリスクが高い行為でした。


④下スマ
20200619_がけ下スマ

その場上がり、回避上がり、攻撃上がりを狩れる選択肢です。
スマッシュを打つ位置調整が少々難しいです。

メリットとしては吹っ飛ばしが大きいことと、回避上がり、攻撃上がりへの反応が簡単です。

デメリットとして、スマッシュは構えてしまうとその場から動けないため、構えたことを確認されてしまうと、ゴルドーが消えるのを待って安全にジャンプ上がりされてしまいます。

相手が崖を上がるタイミングを読んで打つことが好ましいです。


⑤横スマ
202006_がけよこすま
やや初見狩り要素がありますが、全く使えないことはない技です。
その場上がり、回避上がり、攻撃上がりを基本的に狩れます。

メリットはリターンがあり得ないレベルで大きいです。
また、ハンマーの柄の部分まで判定があるため、回避上がりにも当たります。

見た目上、回避上がりが通りそうであることから、ついつい回避上がりをしてしまい吹っ飛ばされた経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。


⑥ジェットハンマー
20200619_がけジェッパ


私自身が一番好きな技です。
デデデ使いの中で最も使い方や意見が分かれる技だと思います。
全く使わないデデデ使いも多く存在します。

この技は
①崖のつかまり状態の相手に当たる
②技の発生1F目から14%まで耐えるアーマーがあるため、攻撃上がり・崖離し空中技の多くに耐え得る
③チャージ中に振り向き、ジャンプが可能(小ジャンプは不可)
④回避上がりにもタイミングで当てられる
⑤最大溜めであれば一発でガードブレイクする
という特徴を持ちます。

私自身は早期バーストを狙って、相当序盤から使うようにしています。
使用する理由としては
①ガードブレイクからの横スマフルホールドによってわけのわからない%から撃墜ができる
②与えるダメージが高い、かつ吹っ飛びも大きいので、その後のバーストまで近づける
③流れを一気に引き込める
ことが理由です。

ちなみに崖端でガードを割ってしまえば
下記%から横スマフルホールドで
バーストします。

ピチュー:0%
マリオ:5%
クッパ:15%
※トレモ OPあり初回当て 内側ベク変 終点で検証


以上、主に崖上がりを狩ることに長けている6種の技を紹介しました。

本項では相手が崖をあがるタイミングが
分かっていれば、容易に狩れてしまうこと、
そしてデデデ側が非常に有利な読みあいを
強要できる技に恵まれていることを
ご理解いただければ幸いです。


Ⅳ.さぁ、崖の上のデデデから解き放たれよう-実践対策編-

かいほう

ここからは実践編です。
長くなりましたが、ここまでの知識を
持っていれば、「崖狩りペンギン、
意味わからないわ。。。」という状態は脱することが出来ています。
何をしているのか、どういう理屈なのか理解が出来ているからです。

本章では、そんな崖狩りの強いデデデを
相手にした際、どのようにすれば
崖展開から解放される可能性が上がるのか
そして、やってはいけないことはなにか、
六つに分けて解説いたします。


①崖を掴まるタイミングをずらす。
VIPマッチに潜っているとこれが出来ていない方を非常に多く見かけます。
確かに、強い吹っ飛び技をくらってしまい、復帰するのがやっとの距離であれば、デデデ側は適切なタイミングで崖上にゴルドーを設置できます。

しかし、そこまで強い吹っ飛び技を
食らっていないのに、
ジャンプ一回→上B復帰
という行動が染みついてしまっていることで、デデデ側が簡単にゴルドーを最適なタイミングで設置できてしまうケースが多くみられます。

たしかに、デデデの復帰阻止能力は
このゲームでも相当上位だと思いますが、
恐れすぎることで、崖下からの復帰しか
しないことがばれてしまうと、
ゴルドーを最適なタイミングで
投げられてしまう上に、復帰阻止される
可能性すら逆に高めてしまいます。

デデデが得意とする崖上がりを狩る展開を
作らないことに意識を割くことは
デデデ対策の最重要事項の一つです。
ゴルドーを最適なタイミングで設置することは見た目よりも難しく、
デデデ使いの練度によって、実力差が顕著に現れる部分です。
本来、簡単ではない「最適なタイミングでのゴルドー設置」の難易度を下げてしまうことはデデデ側の勝率を大きく引き上げてしまいます。
ゴルドー対策で最も重要なことはそもそもゴルドーを最適なタイミングで設置されないことです。

②ジャンプ上がり→その場緊急回避でゴルドーを飛び越える
これを狩ることは、デデデ側として相当難しいです。

ジャンプ上がりをした後、ゴルドーと当たる直前にその場回避をいれることで、ジャンプの上りの慣性でゴルドーを避けられます。



デデデ側は、ゴルドーを設置した時点で
ジャンプ上がりへの意識配分を下げます。
その思考状態からジャンプ上がりで
ゴルドーを避けられてしまうと
咄嗟に反応することは非常に難しいです。

また、ジェットハンマーを
構えてしまうと横移動の
スピードが落ちてしまうため、
ゴルドー、さらにデデデまで
飛び越えられてしまうと
もう追うことはできません。

空中横移動が優れたキャラは、ゴルドーを
ジャンプその場緊急回避でさっさと避けてしまい、ジェットハンマーやスマッシュを構えたデデデから距離を取ることで不利な読みあいを拒否することができます。

ただし、デメリットとしてジャンプ上がりや攻撃上がりを牽制するためにジェットハンマーを構えたデデデは時々ジャンプをするため、タイミングが噛みあってしまうと、緊急回避後の後隙にジェットハンマーがヒットし、相手の好リプレイ集の一つに入れられてしまいます。
また、そもそもジャンプ上がり・その場回避をいれるタイミングが難しいです。

要するに読んでいれば狩れます。
特に上位勢は積極的に狙ってくるので、
むしろ一点読みすることも多いです。


③崖離し空中技でゴルドーを跳ね返す
あまり知られていませんが、ゴルドーは
攻撃等を受けて反射すると、消えるまでの時間が延長されます。(消える直前を除く)

そのため、通常は崖掴まり状態のキャラの下部あたりでゴルドーは消えますが、その途中でゴルドーを攻撃によって跳ね返すことで
デデデ側に当たり判定のあるゴルドーとして一定時間フィールドを跳ねます。

そのため、ゴルドーを返すことが容易な技で
ゴルドーを反射し、デデデもろとも飛ばしてしまうことが可能です。

この選択肢はデデデ側の頭にないと反応することは難しいです。
特に、崖を狩る際は相手をバーストする意識で攻撃をしかけているため、
不意のゴルドー反射は食らってしまう可能性が上がります。
この選択肢を事前に見せておくことで、
デデデ側の「相手が崖をあがる瞬間に技を振れば良い」という意識を変えることができます。
そのため、デデデ側の崖を狩れる可能性が下がります。
デデデ側のミスを祈って、崖をあがるのではなく逆に攻撃をすることで、デデデ側が攻撃に割く意識配分を下げさせることができます。

また、自分が使っているキャラで
ゴルドーを返しやすい技は何か
把握しておくことも重要です。
リンクの空上、空N、
クラウドやアイクの上B
マルキナの空前。。。等々



ただし、この選択肢には二つのデメリットがあります。
一つは崖離し攻撃によって反射したゴルドーがデデデの頭上を越えてしまうと途端に、致命打をくらう可能性が上がってしまうこと。
二つは狙われると崖離し時にDA、ジェットハンマーが飛んでくることです。
こちらも読みあいである以上、わかっていれば簡単に狩ることができます。

繰り返しますが、どの選択肢も
読んでれば狩ります。




④デデデ側のミスに気付く
完璧なタイミングでゴルドーを設置することが実は難しいことは前述いたしました。
一見、何も考えずにゴルドーを設置しているように思われているかもしれませんが、
・崖無敵が切れるタイミングにゴルドーが相手キャラに当たる
かつ
・ゴルドーを投げる後隙(ゴルドーの到達前)にジャンプ上がりを通されない
タイミングでゴルドーを投げることは簡単ではありません。

そのため、
「ゴルドーの設置が遅い場合は、即ジャンプ上がりを通す」
「ゴルドーの設置位置が悪く掴まりっぱなしでも当たらない場合は様子見をする」
ことは非常に重要です。

また、完璧にゴルドーを設置されてしまった場合はジャンプ上がりや掴まりっぱなしで、ゴルドーに当たってしまい、崖展開をやり直すことも対策の一つです。
ゴルドーの吹っ飛びベクトルは斜め上に傾斜が高いため、崖端で当たっても
横軸でのバーストはほとんどありません。
ゴルドーに当たってもバーストされないことを踏まえて、上がれない崖は無理に上がらずにやり直す選択肢を持っておくことが重要です。


⑤安易に回避上がりをしない。
デデデ側が最も通したくない崖の上がり方は回避上がりです。

これはデデデに限りませんが、回避上がりを通されることは相手のライン回復を意味するため、崖展開に再度持っていくことが難しくなります。

また、一方でデデデ側が最も誘っている
崖の上がり方は回避上がりです。

回避上がりは崖上がり後の硬直が長い上に、
デデデのハンマー技は柄の部分まで判定があるため、転がり状態の相手に攻撃がヒットします。

そのため、デデデ側は一見、回避上がりが通る位置で回避上がりを誘い、そこを狩るという展開を狙います。
また、この位置は攻撃上がりもキャラによってギリギリ届かないため、攻撃上がりも誘えます。

相手の位置を見て、安易に回避上がり、攻撃上がりを選択してしまうことを少なくするだけで手痛い一撃をもらう可能性は大きく下がります。


⑥ジェットハンマーを構えたデデデの首が曲がったらガードしない
その場上がりを選択した際、デデデがジェットハンマーを構えていた場合危機意識から反射でガードをしてしまうことが多くあると思います。

その際、デデデの首が斜めになり、必死具合が増していたらガードするという選択肢は消しましょう。
一発でガードが割れます。

ジェットハンマーのチャージが不十分な場合はその場上がりを通してしまい、フルチャージ前にガードする選択は悪くないです。
ゴルドーとともに食らってもガードは割れません。(割れてほしいですね)


ジェットハンマーを構えているデデデの表情から威力を察してあげることで、致命の一打を食らってしまうケースは少なくなるでしょう。

ガード割るよー



これら、6つの意識をするだけで、デデデの崖から解放される道が目の前に広がります。
攻めの崩し、技の差し込み、移動スピードに弱みをかかえるデデデに与えられた最大のストロングポイント「崖」を理解し対策することで、皆さんの対デデデ勝率は飛躍的に改善されるでしょう。


あとがき

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